梅雨はコロナ菌が弱る?毎日アイロンがけもして、更に感染リスクを減らそう!
5月もあと数日で終わり。
やってくるのはあのうっとおしい「梅雨」です。
けど、この梅雨が今猛威を振るっているコロナに対していい方向への追い風になるみたいですね。
今回はこの追い風を利用して、徹底的に自分の身の回りからコロナへの感染リスクを減らしましょう!っていう記事です。
コロナウイルスは「高温」「多湿」に弱い
さて、コロナウイルスに関してですが、「湿気に弱い」という情報が出てきています。
以前の記事でコロナウィルスは「エンベロープウイルス」というウイルスに分類されていて、高熱スチームで消毒する事が可能であるというお話をさせて頂きました。
今回の湿気に弱いという情報と、高熱に弱いという情報を合わせると、
これからはじまる「梅雨」が、[keikou]私たちの生活にいい意味での追い風になってくれると思われます。[/keikou]
今回の記事では、この梅雨の時期とアイロンを利用して、徹底的にウイルスの脅威から自分の身を守る為のお手伝いをさせて頂こうかと思います。
なぜコロナウィルスは湿度が高くなると感染リスクが落ちるのか?
では、そもそも、なぜ梅雨に感染のリスクが減ると考えられているのでしょうか?
コロナウィルスにしろインフルエンザウィルスにしろ、[keikou]共通して梅雨の感染リスクが減ると言われています。[/keikou]
その理由を説明させて頂くにあたって、まず湿度には、「相対湿度」と「絶対湿度」があるという話からさせて頂きます。
あまり難しい言葉を並べても、頭が混乱するだけですので、例文をだして、ざっくりと説明させて頂きます。
例文
『 1000㎖入るコップに100㎖水が入っていた場合、水の割合は10% 』
1000㎖ ➤ 飽和水蒸気量(コップに満タンの水が入っている状態)
100㎖ ➤ 絶対湿度(入っている水の量)
10% ➤ 相対湿度(入っている水の割合)
簡単に説明すると、絶対湿度(実際の量)と相対湿度(実際の量の割合)という事です。
次に、エフシージー総合研究所の記事に非常に参考になる表が紹介されているので、引用させていただきます。
絶対湿度とインフルエンザウイルス流行の関係(警戒レベル)
引用:エフシージー総合研究所
*インフルエンザウイルスは、コロナウイルスと同じエンベロープウイルスで、同じような特性をもっています。
図18▼
①絶対湿度の数値ごとによる、ウィルス対策の目安がわかります。
*単純に空気が乾燥すると、ウイルス対策を警戒しなければいけない事がわかります。
図19▼
気温と相対湿度から「絶対湿度」の数値がわかります。
図20▼
各月ごとの平均気温と相対湿度がわかります。
考え方▼
ではこれらのグラフの見方についてですが、
①図20の6月を参照。(ここではとりあえず6月を取りあげて説明させて頂きます。)
平均気温・・・22.6℃(約22℃)
相対湿度・・・72%
②平均気温22℃ 相対湿度72% の数値をもとに、図19で交わる数値を確認
絶対湿度 ・・・ 13.6g/㎡
③導き出された絶対湿度13.6g/㎡を、図18でどの危険度にあたるのかを見ましょう
結果 ・・・ 安全
このように参考の表を使ってウイルスの危険度の目安を図ります。
これらの表をみていくと、[keikou]湿度と気温が上昇する時期に、ウイルスの感染リスクが減るという事がわかります。[/keikou]
つまり、冒頭で説明した通り、梅雨の時期(湿度と気温が上がる時期)から、ウイルス感染の危険性が減ってくると考えられます。
その他にも、空気中にウイルスが多いと、その水分が飛沫感染のリスクを軽減してくれたりもします。
例えば
くしゃみ等をすると、通常ウイルス菌は空気中に拡散されますが、空気中の水分が多いと、
その水分が壁となり、飛沫拡散能力自体を抑制してくれるのです。
梅雨はどんどんアイロンがけしてコロナ対策!
以上の事で、梅雨がコロナに追い打ちをかける大切な時期という事がわかりましたか?
冒頭でも触れましたが、以前の記事でコロナ菌は、スチームによって消毒される事を紹介させて頂きました。
梅雨はコロナ菌も感染しずらい状況になりますので、この時期に徹底的に対策をしましょう。
アイロンをする事によって、衣類についたウイルスを消毒する事が、いつもよりウイルス対策の効果を大きくしてくれます。
いつもよりも、感染リスクが低い時こそ、きちんと対策をする事が大切ですね。
それでは、今回の記事はこの辺で〆させて頂きます。