繊維による、特徴を知って、アイロンを快適にやろう!
繊維(生地)には、それぞれ、特徴や、アイロンの適正な温度等があります。
それらを、今回の記事では、ご紹介させて頂きます。
繊維の分類
繊維には大きく4つに分類する事が出来ます。
・天然繊維
・再生繊維
・半合成繊維
・合成繊維
それぞれの繊維の特徴をご紹介させて頂きます。
天然繊維
天然繊維は、[keikou]「植物繊維」と「動物繊維」の2つに大きく分けられます。[/keikou]
植物性繊維とは、主原料が植物で、[keikou]コットン(綿)リネン(麻)などがあげられます。[/keikou]
繊維の特徴として、熱や洗濯などの摩擦に強い特徴があります。
動物性繊維とは、主成分が動物で、[keikou]シルク(絹)ウール カシミヤなどがあげられます。[/keikou]
繊維の特徴として、もともと動物が身を守るためにまとっているものなので、保温性や、保湿性に優れていいる特徴があります。
再生繊維
木材や綿花の繊維を溶かして、繊維状に再生する事から、再生繊維と呼ばれています。
ペットボトルを主原料にしているものもあり、自然環境にやさしい繊維といえます。
[keikou]キュプラや、レーヨンなどがあげられます。[/keikou]
半合成繊維
セルロースや、たんぱく質の天然高分子を主に、科学的に処理して、作り上げられた繊維です。
ちょっと耳ににした事がないような名称になると思いますが、
木材パルプを原料として作られた[keikou]アセテートやトリアセテートなどがあります。[/keikou]
合成繊維
石油などの原料から、人工的につくられた繊維の事を言います。
みなさんにとっても身近な、[keikou]ポリエステル・ナイロン・アクリルなどがあります。[/keikou]
強度もあり、長持ちしますが、熱にはめっぽう弱いです。あと、静電気なんかも発生しやすいです。
生地ごとの特徴
ざっくりと繊維の種類がわかったかと思うので、次は、その繊維ごとに
どんな生地がああるのか?その生地の特徴と適正なアイロン温度を紹介させて頂きます。
天然繊維
綿
保湿性が高い
吸湿性が高い
丈夫である
[keikou]・アイロンの適正温度 ・・・ 160~180℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
タオル・ハンカチ・セーター
[/topic]
毛
シワになりにくい
吸湿性が高い
摩擦に強い
[keikou]・アイロンの適正温度 ・・・ 110~150℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
毛布・セーター等
[/topic]
絹
ツヤがある
しなやか
丈夫である
[keikou]・アイロンの適正温度 ・・・ 110~130℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
ネクタイ・スカーフ
[/topic]
麻
ザラザラした硬い手触り
吸湿性にすぐれている
繊維が伸びにくい
丈夫である
[keikou]・アイロン適正温度 ・・・ 180~200℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
夏物衣類・ロープ
[/topic]
再生繊維
レーヨン
吸湿性が高い
肌ざわりがいい
[keikou]・アイロン適正温度 ・・・ 110~150℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
下着・服の裏地・カーテン
[/topic]
キュプラ
光沢がある
吸湿性がある
[keikou]・アイロン適正温度 ・・・ 110~150℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
服の裏地・婦人服・スカーフ
[/topic]
半合成繊維
アセテート
絹に似た肌ざわりと光沢
吸湿性がある
[keikou]・アイロン適正温度 ・・・ 110~130℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
ドレス・ブラウス・下着・寝具
[/topic]
トリアセテート
絹に似た肌ざわりと光沢
吸湿性がある
[keikou]・アイロン適正温度 ・・・ 110~130℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
ドレス・ブラウス・下着・寝具
[/topic]
合成繊維
ナイロン
丈夫である
軽い
光沢がある
化学薬品に強い
[keikou]アイロンの適正温度 ・・・ 110~130℃[/keikou]
[topic color="" title="参考"]
靴下・水着・スポーツウエア
[/topic]
ポリエステル
丈夫である
シワになりにくい
[keikou]アイロンの適正温度 ・・・ 110~150℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
ワイシャツ・レインコート
[/topic]
アクリル
丈夫である
軽くて柔らかい
シワになりにくい
[keikou]アイロンの適正温度 ・・・ 110~130℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
セーター・毛布・カーペット
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ポリウレタン
軽い
伸縮性がある
[keikou]アイロンの適正温度 ・・・ 90~100℃[/keikou][topic color="" title="参考"]
水着・肌着・くつ下
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まとめ
繊維と、その繊維から成る生地について紹介させて頂きました。
それらの生地でどのような商品が世に出ているか、紹介させて頂いていますが、
それぞれの生地が多くの商品に使用されているので、限定的に使用されているという訳はないので
あくまでも参考として見て頂けたら幸いです。
そして、それぞれの生地に適正温度というものが存在しているで、
ご家庭でアイロンがけする際には、その適正温度を参考に、アイロンがけしてみて頂けたらと思います。
では今回の記事はこの辺で〆させて頂きます。